V6、ジャニーズ鬼門の25周年を迎えることができたのは「井ノ原快彦」のおかげ

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 11月1日、「V6」がデビュー25周年を迎え、記念ライブを東京・代々木第一体育館から配信した。業界関係者は「最近のジャニーズでは、グループの25周年は鬼門と言っていいほどでしたが、V6はそれを乗り越えた。これにはイノッチ(井ノ原快彦[44])の功績が大きい」と言う。

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 ジャニーズ事務所にとって、どれほど25周年が難しいかというと……。

 最古参のグループの少年隊は、年内を以て錦織一清(55)と植草克秀(54)の退所が発表されている。今年がレコードデビュー35周年の節目ではあったが、デビュー以来続けられた3人のミュージカル「PLAYZONE FINAL」(08年)以来、グループでの活動はなかった。

 SMAPはデビュー25周年を迎えた16年末に解散。

 TOKIOは24年目の18年に山口達也(48)が退所したことで、音楽活動はなくなり、来年3月には長瀬智也(41)も退所することになっている。

 彼らに次ぐ歴史を持つのがV6だ。現役のジャニーズ・グループで、事実上の最古参と言っていいだろう。民放プロデューサーが言う。

ジャニーズで最も信頼の厚い男

「彼らは同じグループ内で2つのユニットに分かれて活動もしました。年長組の坂本昌行(49)と長野博(48)、そして井ノ原のトニセン(20th century[トゥエンティース・センチュリー])と、年少組の森田剛(41)、三宅健(41)、岡田准一(39)のカミセン(Coming Century[カミング・センチュリー])です。今でこそほとんど40代(岡田は11月18日で40歳に)になりましたが、デビュー時は最年長の坂本は24歳、最年少の岡田は14歳でしたから、その差は大きかった。その世代格差を埋めたのが当時19歳だったイノッチだと言われています。彼が上手く取り持ったお陰で、カミセンの3人も自由に活動ができたというのが業界での評価です。ちょうど間の年齢だったからそうした役割になったのか、元々の器量がそうさせたのかはわかりませんが、ジャニーズで最も真面目で信頼の厚い男で、そのキャラは今も信頼されています」

「あさイチ」では年長の有働由美子アナ(51)を立てつつも、時にはツッコミもする、絶妙なMCが好評だった。

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