17年目に突入の「世界一受けたい授業」、大幅テコ入できない日テレの頭の痛い問題
日本テレビの「世界一受けたい授業」の視聴率が低迷している。04年の番組スタート以来、高視聴率を保ってきたのだが近年は一ケタ割れも珍しくないという。そこで“改革”に踏み切った、はずなのだが、あまり変化が見られない。それには深いワケがあるのだとか。
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日テレの打ち出した“土曜ゴールデン改革”をご存知だろうか。10月期の改編として、土曜のゴールデン帯(19~22時)を改革し、ファミリー視聴を強化すると発表されたものだ。
同局の土曜ゴールデンと言えば、以下の3番組だ。
●19:00~「I LOVE みんなのどうぶつ園」
●19:56~「世界一受けたい授業」
●21:00~「嵐にしやがれ」
とはいえ、「嵐にしやがれ」は嵐が年内で活動休止するため、12月で終了。1月から櫻井翔(38)がMCを務める「1億3000万人のSHOWチャンネル」がスタートすることを発表済みだ。
「みんなのどうぶつ園」は、10月3日から相葉雅紀(37)をMCに、「天才!志村どうぶつ園」に代わる新番組としてスタートしたばかりで、テコ入れには早すぎる。
改革なし
となると、残る「世界一受けたい授業」の“改革”が重要なはずだが、ロゴが一新され、スタジオが変わった以外、以前と代わり映えしない。日テレ関係者が言う。
「『世界一受けたい授業』は“良質な教養バラエティはそのままに、令和流に抜本改革”を行う方針が示されていました。前半をコアターゲット層が知りたい授業、後半は情報量と映像にこだわる授業にするはずだった。しかし、10月10日放送分より番組ロゴとスタジオセットがリニューアルされただけでメンバーが一新されることもなく、この日の前半の講師は所ジョージさん(65)、17日の後半ゲストはくっきー!(44)でしたから、むしろバラエティ色が強くなっただけなように感じました」
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