「秋篠宮さま・紀子さま」 ご結婚写真に「掲載NG」と物言いをつけた宮内庁
紀子さまが指輪に込めた意味とは
もう1枚は、結婚直前の1990年4月、英国オックスフォード大に留学中の秋篠宮さまを捉えたもの。ロンドンの大英博物館内に開設された「日本ギャラリー」のオープニング・セレモニーに出席されていた。
英語でのスピーチ中の秋篠宮さま。その右手のブレスレットは定番だが、左手薬指の銀の指輪に注目が集まった。
皇室には婚約指輪の伝統はないものの、秋篠宮さまは前年9月の婚約後、ピンクのパールの周りにダイヤモンドをちりばめた指輪を紀子さまにプレゼントされた。
皇室ジャーナリストによると、
「秋篠宮さまが贈られた指輪は、美智子さまが若い時になさっていたものです。そして、その婚約指輪のお返しに紀子さまがプレゼントされたのが、秋篠宮さまの左手薬指の指輪になります」
婚約指輪は本来、男性から女性に贈られるもので、男性の婚約指輪というものは存在しないのだが、そこはお2人のフレッシュさが感じられるというもの。
そして、指輪のデザインにはちょっとした意味が込められており、
「実は秋篠宮さまが研究されているナマズがあしらわれているんです。お2人が学習院大に在学中、自然文化研究会というサークル仲間とナマズ料理を食べに行かれたことがありました」
「その時、紀子さまは店の看板のナマズの絵を見て、“殿下にそっくり”と仲間に囁いて微笑まれたとか」
写真からはナマズの表情まで窺うことは難しいが、そのエピソードを聞くにつけ、紀子さまの想いが込められたアイテムであることは間違いない。
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