ベランダで物想いの「紀子さま」 皇籍離脱も口にされた「秋篠宮さま」 婚約までの3年余
昭和天皇の喪が明けていない、兄より先、完全な自由恋愛が障壁に
秋篠宮さまが紀子さまにプロポーズをなさったのは1986年6月。「大学近くの交差点の信号待ちで」だった。秋篠宮さまが20歳を迎えられた直後だという。それから婚約内定まで3年余が経過していた。経過していたと言うよりはむしろ、その時間が必要だったとも言える。その間に何があったのか、振り返ってみよう。
(「フォーカス」1989年5月12日号などを基に修正したものです。称号や肩書などは当時のものを採用しつつ、適宜変更しています)
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