ロッテ「澤村拓一」にメジャー入りはあるか 中大時代はインディアンスが熱心に勧誘

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コミュニケーションが苦手

 昨年末にブルージェイズに移籍した元巨人の山口俊投手は、メンタル面の弱さから、メジャーでは結果を残せていない。今季は17試合に登板し、2勝4敗、防御率8・06で、ワイルドカードシリーズでは出場登録選手から外された。澤村は、山口と似たタイプと言われている。

「澤村は、プレッシャーを感じると、力み過ぎて制球力を落としていました。彼は元々、監督やコーチ、他の選手とコミュニケーションを取るのが得意な方ではないので、かなり苦労すると思いますよ。メジャーで挫折して、そのまま選手生命も終わり、なんてことになったら大変です」(同)

 となれば、ロッテに残留した方が良いということか。

「ただね、今年は巨人で3軍に落ちて、ロッテに移籍して復活した。これを機にメジャーで『よし、やってやろう!』という気持ちで臨むのであれば、話は違ってきます。本当に前向きな気持ちでチャレンジするのであれば、メジャー移籍もアリでしょう。球威のあるストレートに加えて、変化球をコントロールできれば、いい結果が残せるのではないか。野球選手としての箔もつきますからね。行くだけの価値はあると思います」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年11月5日掲載

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