「文在寅」が進める「歴史歪曲禁止法」 「日本が好き」「反日教育は嫌い」で刑務所へ
「植民地時代、朝鮮も発展した」発言もアウト
韓国で日本を支持し、日本の立場に立った発言をすると刑事罰を受けることになりそうだ。親・文在寅政党の「共に民主党」は、日本の植民地時代や戦争を肯定したり、同調したりする発言を禁止する法案の成立を進めている。「韓国より日本が好き」「反日教育は嫌いだ」「植民地時代、朝鮮も発展した」などと発言したら、刑務所に入れられるのだろうか。
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10月27日、ソウル仁憲高校の生徒だった崔インホさん(19)は、学校を相手取った「懲戒処分取り消し要求」裁判で勝訴した。
崔さんが仁憲高校に在学していた昨年10月、一部の教師が生徒に対して、反日と日本製品不買運動のポスターを製作するよう指示を出し、また、校内マラソン大会でそのポスターを掲げて「NO ABE」などの反日スローガンを叫ぶよう強要した。
崔さんら一部の生徒は反発したが、教師から侮辱的な言葉を受け、また個別面談で圧力をかけられたという。
崔さんらは「生徒守護連合」という校内団体を作って会見を行い、教師らは日頃から生徒に政治的偏向思想を植え付けて反日行動を強要していると告発した。
一方、学校側は同年12月、崔さんらに謝罪を要求し、15時間の奉仕活動や特別教育5時間を義務付ける懲戒処分を下した。
崔さんは、懲戒処分は不当だとして訴訟を提起。
すでに卒業している崔さんにとって、勝訴が直接及ぼす影響は大きくないが、反日教育に抵抗する権利を裁判所が認めた意義を持つ。
学校内の反日教育の根源、全教組
今回の事件は、韓国の中学や高校で行われている反日教育と、学校が生徒の「思想の自由」を奪っている実態を赤裸々にした。
教師は中立的教育を最優先するべきで、愛国心の鼓舞はまだしも、反日教育は憎悪を植え付けるだけである。
しかし、韓国の中学や高校を卒業した人たちは、全国教職員労動組合(全教組)に所属する教師から反日教育を受けた経験を持つ。
全教組の政治思想は、文在寅大統領や民主党のそれと類似する。
全教組の教師たちは、親北と反日、反保守思想という自分たちの偏った思想を授業時間に生徒たちに注入しており、韓国社会で論争が起きているのだ。
仁憲高校事件が発生した後、一部の市民団体はソウル市西大門区の全教組の事務所前で、「仁憲高校の反日扇動強要は明白な学生の人権侵害だ」「全教組は直ちに解散せよ」など、政治偏向と反日教育を強要した仁憲高校の教師が所属する全教祖を糾弾する集会を開いたのだった。
日本政府が韓国をいわゆるホワイト国リストから除外し、韓国で日本製品不買運動と反日行動が拡散した昨年9月のこと。
全教組は3学期の始業に合わせて記者会見を行って「日本の経済侵略・歴史歪曲を正しく知る授業を宣布する」と述べ、朝鮮人徴用工の賠償問題と不買運動に関する授業を行うと明らかにした。
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