巨人リーグ優勝、「原監督」にあって、「井口監督」にないものとは【柴田勲のセブンアイズ】
原辰徳監督(62)率いる巨人が2年連続47度目(1リーグ時代の9度含む)のリーグ優勝を達成した。今季は新型コロナウイルスが猛威を振るった影響で特殊なシーズンとなった。
120試合制で2位の阪神に8・5ゲーム差を付けた。最後はもたついたものの大独走である。全員で勝ち取ったリーグ連覇に、心から「おめでとう」と祝福したい。
このコラムで何度か書いたが、原監督が持つ「野球運」の強さを改めて実感したシーズンでもあった。コロナ禍による特殊なシーズンだったからこそ、私は巨人が優勝すると予想していた。...