宮崎美子、40年ぶり写真集が大ヒット、過去のケースと比較して改めて分かった“偉業”

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40年ぶりはギネス級!?

 女優でタレントの宮崎美子(61)が40年ぶりに水着姿を披露し、大きな話題になっている。篠山紀信氏(79)が撮影し、「宮崎美子 デビュー40周年記念カレンダー&フォトブックセット」(ハゴロモ)が発売される予定だ。

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 ちなみに「カレンダー&フォトブック」の発売日は12月25日。にもかかわらず、これほどの反響を呼んでいることに驚かされる。

 10月19日から予約の受け付けが始まり、写真の一部が公開されたことが何よりもインパクトを与えたようだ。担当記者が言う。

「『週刊現代』(10月24・31日号)に袋とじが掲載され、水着だけでなくドレスや浴衣など9点の写真が紹介されました。また10月19日の日刊スポーツなどスポーツ紙も大きく取り上げました。

 この結果、Amazonに予約が殺到。カレンダーランキングで話題作の『鬼滅の刃カレンダー』を抑え、何と1位になりました。更に1位となったこともニュースとして報じられ、より注目を集めています」

 今回はカレンダーが篠山紀信氏の撮り下ろし、フォトブックが本人保管の秘蔵写真という“二本立て”だ。

 意外に思われるかもしれないが、これまで宮崎の写真集は1冊しかない。1980年に出版された「宮崎美子写真集 元気です!」(富士見書房)だ。

40年前より美しい

 現在でも古書店やネットオークションに出品されており、改めて今回調べてみたが、5000円くらいで販売、落札されているようだ。

 この「元気です!」はデビューの年に出版されたこともあり、宮崎は芸能生活40周年を記念して新作写真集に挑んだわけだ。

 書籍取次の鈴木書店に長く勤め、1985年に『返品のない月曜日』(絶版)を上梓、写真集に詳しい井狩春男氏は「もう予約の段階でヒット作となったわけですが、当然だと思います」と指摘する。

「当時、写真集より私たちに鮮烈なイメージを与えたのはテレビコマーシャルでした。1980年、宮崎美子さんはミノルタ(現:コニカミノルタ)のCMで水着姿を披露し、一気にスターとなりました。

 ところが今回の写真を見ると、40年前より今のほうがスレンダーで、より美しくなっているのです。脚の細さなどには本当に驚きました」

 宮崎は熊本大学法学部の3年生だった1979年、篠山紀信が撮影する「週刊朝日」の表紙モデルに応募した。

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