「竹島は日本領」という米政府作製の地図が見つかって…「韓国」の反応を見てみると
「日本領・竹島」を補強する重要な資料
いわゆる「李承晩ライン」で竹島(独島)は韓国領土とされ、1954年の海上警察の上陸から実質不法占拠している件で、日本の領土問題の調査研究などを行う公益財団法人「日本国際問題研究所」は23日、竹島が日本領であると明確に記された1953・54年の米国政府作製の航空図2枚が、米国国立公文書館で見つかったと発表した。韓国での反応はどういったものなのか? 話を聞いてみると……。
外務省のホームページには、〈「李承晩ライン」の設定と韓国による竹島の不法占拠〉として、こうある。《1952(昭和27)年1月,李承晩韓国大統領は「海洋主権宣言」を行って,いわゆる「李承晩ライン」を国際法に反して一方的に設定し、同ラインの内側の広大な水域への漁業管轄権を一方的に主張するとともに,そのライン内に竹島を取り込みました》
専門家達は「1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約で、竹島の日本保持が確定したとする日本の主張を補強する重要な資料」としている。
この報道に関して韓国のメディアの反応は不気味なほど静かだ。
23日の日本での報道を受け韓国では夕方になっても韓国の3大新聞社(朝鮮日報、中央日報、東亜日報)では報道されていない。この報道とは別に、むしろ今後発売される「独島(竹島)記念コイン」の報道が目に付く。
ちなみにこの記念コインについては日本ではあまり報道はされてないが、韓国では毎年10月25日を「独島の日」としている。
「独島の日」とは、大韓帝国高宗が1900年10月25日、独島を鬱陵島の付属島と制定したことを記念するもので、2000年に民間団体「独島守護隊」が領有権保有をPRする目的で制定した。
また「独島記念コイン」は、韓国のある民間企業が優れた名匠に発注、限定数量で有名百貨店などを通じて販売するという。
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