学生の「読書時間ゼロ」50%で日本は終わる!
“読書の秋”とはいうものの、若者の読書時間は年々減る一方。読解力が低下して、大学の授業も理解できない学生が増えている。でも、その対策が「せめて広報文や契約書ぐらいは読めるようにする」では、何ともお寒い限り。これでこの国の将来は大丈夫なのか。
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若い世代の読書離れが急速に進行しているようだ。全国大学生活協同組合連合会が毎年全国の国公私立30大学の学生を対象に実施している学生生活実態調査の結果をみても、読書しない学生の比率がこのところ急激に高まっている。...