韓国で「反日」は宗教化し、狂気に満ちた全体主義社会へ進んでいる
普通に使われる「土着倭寇」(韓国の新造語で日本叩きを意味する)という言葉
さらに彼は「土着倭寇と呼ぶ日本留学派が日本留学から戻ってきたら、無条件に親日派、民族反逆者となる」と強調した。
韓国社会で、「元老の文人」と称賛される者が、公の場で特別法を作り、反民特委を設置して人口の150~160万に及ぶ親日派を処断しようという。
そして、文在寅(ムン・ジェイン)政府の支持者たちは、この言葉に歓呼する。もうこうなったら反日ではなく狂気に近いとしか言いようがない。
一体、その150~160万という数はどこから出ており、特定人を「親日派」、「民族反逆者」と判定する基準は何なのか、さっぱり分からない。
「土着倭寇」(韓国の新造語で日本叩きを意味する)という言葉もそうだ。
韓国社会では過去の軍事独裁時代、政府に反対する人々を「赤」として弾圧をした。
「土着倭寇」は、現在の韓国社会のもう一つの「赤」となっている。
恐ろしい言葉であるにもかかわらず、何の問題意識もなく平気でこれが使われている。
韓国の政治家たちは、反日感情を助長、利用して国民の支持を得ようとした。
金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は、何の問題もない昔の朝鮮総督府の建物を日帝の残在だといってこれを粉々にする「ショー」をした。
李明博(イ・ミョンバク)元大統領は、実兄の李相得(イ・サンドク)元議員など、側近の拘束で支持率が20%台に落ちると、外交部の反対にもかかわらず、あえて独島を訪れて、日韓の信頼関係を毀損した。
朴槿恵(パク・クネ)元大統領も米国の仲介で、「日韓、日本軍慰安婦合意」(2015)をし、「日韓GSOMIA協定」(2016)を締結したにもかかわらず、国際舞台などで安倍首相をスルーした。
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