秋篠宮家の炎上を招く「生々しさ」とは お金、恋愛問題への忌避感か
国民のことをまるで考えていない」
秋篠宮さまが皇位継承順位1位であることを内外に宣明する「立皇嗣の礼」は、11月8日に執り行われる。が、長女・眞子さまの結婚問題は暗礁に乗り上げ、ご夫妻や次女・佳子さまのお振る舞いまで論(あげつら)われる事態が続く。なぜ、秋篠宮家は皇室史上かつてないほど批判にさらされてしまうのか。
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政府は、立皇嗣の礼が執り行われたのち「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」に関する議論に取り組むとしている。そこでは女性宮家についても論じられることになろうが、現行の皇室典範に則れば、皇統は次代で皇嗣家、すなわち秋篠宮家へと移ることになる。ところが、
「眞子さまの結婚問題が長引いたこともあり、秋篠宮家は今や、すっかり逆風に晒されています」
とは、皇室ジャーナリストである。
「金銭トラブルなどの問題を抱えたお相手に見切りをつけられないどころか、かえって固執される眞子さま。そしてそのお振る舞いをお諭しすることができない秋篠宮ご夫妻、さらにはお姉さまの“一途な思い”を手放しで讃えるかのようなお考えを表明された次女の佳子さまにも、世間の批判の目が向けられてしまいました」
実際に佳子さまは昨年3月、ICUご卒業にあたり、
〈姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい〉
そう文書で回答されたのだが、このニュースがネットで報じられると瞬く間に、
〈秋篠宮の御教育が間違っていませんか〉
〈国民のことをまるで考えていない思慮の浅い言葉でした。悠仁様は、大丈夫なのか〉
といった、辛辣なコメントが並ぶことに――。
「以降、佳子さまは“月に4回しかご公務が入っていない”あるいは“(昨年の)中欧ご訪問は観光名所ばかり”などと週刊誌で報じられ、挙句の果てに昨年秋にはダンスの発表会でお腹を露出して激しく踊られる姿もキャッチされ、物議を醸しました。そしてその都度、ニュースサイトは“仕事も進学もしないのに”“国民の税金で”といった、ネガティブなコメントで埋め尽くされてしまったのです」(同)
たちまち「再炎上」
そうした“アゲインストの風”を十分に感じられてか、佳子さまが学生時代に通われていた都下のダンススクールの発表会が先日行われたのだが、そこにご本人のお姿はなかった。
「コロナ終息のめどが立たず、皇族方もご活動が制限されている折、さすがに今回はお出ましを控えられたのかもしれません。それでも今なお、SNSを中心とした秋篠宮家への批判は止んでいないのが現状です」(同)
今年5月には医療従事者に手作りガウンを贈るべく、ご一家総出で作業に取り組まれたにもかかわらず、
〈パフォーマンスにしか見えません〉
などと書き込まれ、また今月1日、ご夫妻が文化庁芸術祭を鑑賞されると、
〈それよりも全身全霊で娘さんを説得してください〉
〈本当にこの宮家に皇統が移ってしまうのでしょうか〉
そう評されてしまった。同じ頃、本誌(「週刊新潮」)は佳子さまが手話の大会でお言葉を述べられ、その模様がユーチューブで配信されたことで、ネットに批判が相次いだと報じた。その後にウェブ版で記事を掲載したところ、
〈比べるのは失礼だと思うが、帝王学を学ばれた陛下と自由奔放な次男坊の差がだんだん出てきていると思います〉
〈これだけ国民から批判を浴びる皇族はかつてあったでしょうか?〉
などと、たちまち「再炎上」してしまったのだ。
とりわけ深刻なのは「小室問題」の火種が延焼して「佳子さま批判」を招き、ついには「秋篠宮家を天皇家にしてよいのか」といった、畏れを知らぬ非難にまで発展したことである。
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