「日本学術会議」関連で「特高警察」呼ばわり 「杉田官房副長官」ってどんな人?

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“杉田さんの死に場所は官邸しかない”とまで

 再び、永田町関係者に聞くと、

「官邸近くの『危機管理住宅』に住んで、何かあると携帯に連絡が入って叩き起こされる。官邸に入ってからもう8年くらいになるわけですが、まともな休みを取ったことはなく奥さんと旅行すら行ったこともなければ東京を離れたこともないはず」

「杉田さん自身は、“いつ辞めてもいい”と言っていて、実際、同じ警察庁出身の米田壮氏へ官邸から内々に打診があったんですが、米田氏は断ったみたいです」

「その後も栗生俊一前警察庁長官とか、杉田さんがかわいがってきた北村滋国家安全保障局長など、後任の人事が取り沙汰されることが結構あったんですが、そうはなっていないですよね」

「杉田さんに安定感があるというのはその通りですが、というよりは、霞が関官僚の幹部クラスとは年次的に大きく離れていることが、霞が関に睨みを利かせるうえでメリットが大きいということなんだと思います。“杉田さんが言うんだったら、まぁ仕方ないか”と諦めがつくというか……」

「“杉田さんの死に場所は官邸しかない”とまで言われていますね。安倍政権がこれだけ続いたのも杉田さんなしでは難しかった。それくらい官邸への貢献度は絶大だと思います」

週刊新潮WEB取材班

2020年10月16日掲載

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