「相棒」の後継に「刑事7人」が浮上 現場から大人気「東山紀之」の人心掌握術
今年も「相棒」(テレビ朝日)の季節がやってくる。10月14日にスタートするSeason19は、年が明ければ20年目に突入する。右京さんこと水谷豊も68歳、かなりお疲れのはずである。だからといって、テレ朝もドル箱の人気シリーズを易々と手放す気は無いが、“ポスト「相棒」”は考えている。そのうちの一つとして東山紀之(54)主演の「刑事7人」が浮上しているという。
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9月30日、「刑事7人」Season6の最終回が放送された。シリーズの平均視聴率は12・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)とまずまずの成績だった。放送枠は「相棒」と同じ水曜21時だ。民放プロデューサーが言う。
「15年にスタートし、Season1の平均視聴率は9・6%でしたが、以後、毎年7月期に放送されていて、着実に数字を上げてきています。すでに来年のSeason7も予定しているそうですから、いつでも『相棒』の後釜にと考えられているそうです」
水曜21時枠の定年
テレ朝の水曜21時枠は、刑事ドラマがズラリと並ぶ。近年は、10月から半年間は「相棒」、4月期は井ノ原快彦(44)主演「特捜9」、7月期は「刑事7人」というローテーションとなっている。
「古くは藤田まことさん主演の『はぐれ刑事純情派』は、18シリーズまで放送されました。人気シリーズでしたが、藤田さんが70歳を超えたことなどから放送は終了。『相棒』はそれよりも長いシリーズになります。水谷さんも70歳才近いわけで、テレ朝から言い出すことはなくても、ご本人から辞めると言い出す可能性は大いにあると思います。となれば、後継番組を考えないわけにはいきません。ただし、半年間、視聴者を引っ張り続けてきた人気シリーズですから、中途半端な作品を持ってくるわけにはいかない。せっかくできた視聴習慣を逃してしまいますからね。ですから、いきなり新シリーズをスタートするのは危険です。すでに人気のある刑事シリーズを持ってくるでしょう」(同)
イノッチの「特捜9」だって、12シリーズ放送された前身番組「警視庁捜査一課9係」を含めれば、かなりの長期シリーズだ。
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