斎藤洋介さんを偲ぶ 「お笑い」と「酒」をこよなく愛した“名バイブレイヤー”の素顔
上沼恵美子とも親交
ちなみに上沼はラジオ番組の「上沼恵美子のこころ晴天」(朝日放送ラジオ・月・正午)で、斎藤さんの死を悼んだ。
上沼は何度も斎藤と仕事を共にしたと振り返り、「やさしい。人柄が最高の方ですよね」と改めて絶賛。「嫌だなと思うわ。いい方がどんどん召されていきますね」と無念の胸中を明かした。
斎藤が家を建てた時、上沼は《胡蝶蘭か何か》を贈り、斎藤の妻からも感謝されたエピソードも番組で明かされた。
2人がプライベートでも交流があったということに、意外な印象を受ける人も少なくないだろう(註2)。
愛酒家の話に戻れば、写真週刊誌「FLASH」のインタビュー取材に、もっと好んで飲む酒としてスコッチウィスキーの「バランタイン ファイネスト」を挙げている(註3)。
スタッフに愛された素顔
「一時期は相当に深酒をされていたのか、撮影現場でお酒の匂いが漂っていたこともありました。
ちょっと飲みすぎではないかと心配する声があったのは事実です。だからといって敬遠されるようなことはなく、出演を積み重ねてこられました。
やはり斎藤さんの演技力と仕事に真面目な姿勢を、スタッフが高く評価していたということなのだと思います」(同)
■註1
05年7月16日:朝日新聞夕刊
「(TVキッチン)マヨネーズ風味のオムレツ 『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』」(※全角英字を改めた)
■註2
20年9月21日:デイリースポーツ電子版
「上沼恵美子、斎藤洋介さん悼む 自宅完成時に胡蝶蘭贈り夫婦で大阪へ『人柄最高』」
■註3
19年10月16日:Smart FLASH
「斎藤洋介『やめたらずっと1年生だ』俳優業40年を支える父の言葉」
[3/3ページ]