みやぞん人気に陰り? 気がつけばティモンディ「高岸宏行」が大人気
出現した強力ライバル
そのため、この週は珍しく、4番組が拮抗する結果になった。まさに異例の週だったわけだが、前出のスタッフが注目したのは、やはり「イッテQ!」の視聴率だという。
「視聴率を見た時、真っ先に『みやぞんさんでは視聴率が取れなくなったなあ』と思いました。
『イッテQ!』の前に放送された、午後7時からの『ザ!鉄腕!DASH!!』が14・1%でしたので、こちらにも負けてしまいましたね。
ただし、CMの広告収入などに反映されるため最も重視される個人視聴率は、『イッテQ!』が9・2%で『DASH』の8・8%に勝っています」
ちなみに「一軒家」の個人視聴率は9・3%と互角だった。「イッテQ!」のスタッフにとっては、依然として「みやぞん様々」かもしれない。
「しかし、客観的に各局のバラエティ番組を俯瞰してみると、みやぞんさんのポジションを、ティモンディの高岸宏行さん(28)が着々と奪いつつあります。
テレビ局のスタッフなら、多くの人間が同じように感じているのではないでしょうか」(同・スタッフ)
共にエースピッチャー
「皮肉なことに、みやぞんさんのスケジュールは、出世作の『イッテQ!』にかなり拘束されています。そのせいで、他の番組のスケジュールに合わないことがあるのです。
そんな時、高岸さんに仕事をお願いすれば、みやぞんさんで狙っていたのと同じ結果が期待できます。そう考えるバラエティ番組のスタッフが増えているんです」(同)
みやぞんと高岸は“交換可能”というわけだ。確かに共通点が多いのは事実だろう。
例えば2人とも高校球児だった過去を持つ。みやぞんは都立荒川商業の4番で投手。130キロを超える速球と、変化球のコンビネーションが注目を集めていた。
大学からスカウトがあり、本人も真剣に考えたこともあったようだ。しかし最終的には断っている。
一方の高岸は名門の愛媛・済美高でエースピッチャーとして活躍した。何と急速はMAX147キロだ。阪神やヤクルトのスカウトから声をかけられている。
下位指名だったことなどもあり、東洋大に進学。だが、3年生の時に肩を壊してしまい、プロを断念した。
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