韓国から日本への「入国制限緩和」 「文大統領」が沈黙を続ける意味は

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心の中では悔しくて仕方ないだろう

 文大統領は表向きでは毅然としているが、心の中では悔しくて仕方ないだろう。今回の成果を政府が成し遂げたと国民に発表できないからだ。

 韓国企業の努力に比べ、政府がほぼ役立たずなだけに、これを政府の成果として宣伝できないのは当然のことだ。

 政治的に利用する目的が高かった慰安婦、徴用工の賠償など、歴史問題解決だけにこだわるあまり、自国企業が不買運動の被害者になったにもかかわらず、彼らは政府が作り出した現在の状況を自ら尻拭いした形となった。

 韓国からの入国制限緩和が公になると、韓国企業の関係者は次のように語った。

「面の皮が厚くないのであれば、文大統領は静かにしているほかないのではないか」

韓永(ハン・ヨン)
検察担当記者などを経て現在フリー

週刊新潮WEB取材班編集

2020年10月9日掲載

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