巨人の背番号「2」といえば… 「1」と「3」永久欠番に挟まれてどんな歴史を刻んだのか
巨人の背番号「1」番「3」番といえば今さら説明するまでもないが、王貞治、長嶋茂雄という不世出のスーパースターの現役時代の背番号だ。今どちらも永久欠番になっていることは小さな子どもでも知っている。では、そんな偉大な背番号「1」番と「3」番に挟まれた「2」番は、巨人の歴史の中でこれまでどんな選手に背負われ、どんな歩みをしてきたのだろうか。
チームが誕生した1935年、第1号となった矢島粂安を皮切りに、津田四郎(36~38年、41年)、呉新享(46~53年※途中、萩原寛と改名)と受け継がれた背番号「2」番を、長嶋が1958年、王が59年に入団し、それぞれ「1」番と「3」番の背番号が与えられた時に背負っていたのが広岡達朗だった。...