証拠改ざん「郵便不正事件」から10年 村木厚子さんと有罪“係長”の不可解な関係

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 厚労省の村木厚子局長(当時)を郵便不正事件で起訴した大阪地検特捜部が証拠を改ざんしていたことが、朝日新聞の大スクープで発覚して10年。

 濡れ衣で大阪拘置所などに約五か月間も勾留される苦難を体験した村木氏は復職後、省庁トップの事務次官を務めて退職。現在は伊藤忠商事など一流企業の社外取締役や津田塾大学の客員教授となり、新型コロナウィルス対策で中止されているが講演などにも引っ張り凧だ。10年を回顧する東京新聞(9月21日付け)のインタビューで「すべての事件に(取り調べの録音・録画を)広げないと。...

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