「安倍首相」辞任で居場所探し 最も食い込んだ「NHK岩田明子記者」の切望ポスト
津川雅彦も「何と言っても綺麗なところが気に入っているんです」
NHKの岩田明子記者は、安倍前首相に最も食い込んだ記者として知られている。それを裏返せば、安倍氏が官邸を去った今、影響力は一気に低下したということになる。そして彼女が切望するポストがあるというが、果たして……。
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NHKの関係者に、岩田記者のこれまでを語ってもらうと、
「岩田さんは東大法学部を卒業した1996年4月にNHKへ入局し、岡山放送局へ配属されました。高校生による金属バット事件など、幾つもの特ダネを取る一方、県警の不祥事までスクープする活躍も見せました」
2000年に東京に異動して政治部に。
「2002年から当時、官房副長官だった安倍氏の担当となって、深い関係を構築しました」
安倍氏は2006年に首相に就任し、2007年に政権を放り出すようにして辞任し、2012年から首相に返り咲く。
「岩田さんは安倍私邸にも出入りを許され、ゴッドマザーこと安倍洋子さんからも大きな信頼を得ました。仕事に関しては局内はもちろん、他社を圧倒してきましたね」
この間、定番となったスタイルがある。
「安倍さんが官邸で会見する3分くらい前から、スタジオに陣取った岩田記者が“安倍首相は~”と、その数分後に安倍さんが話す内容を伝え始めるのです。露払い役というか巫女というか予言者というか……」
安倍首相と親しく、2018年に亡くなった津川雅彦からも、こんなエールを送られていたことがある。
「岩田さんは、聡明だけれどお世辞を言わない、さっぱりとした性格。何と言っても綺麗なところが気に入っているんです」(週刊新潮2014年6月26日号)
次ページ:“菅さんは安倍さんの小僧”だというような感じで……
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