「フワちゃん」がテレビで起こした革命 ワイドショーに与えた意外な影響とは
「母親からの電話」
この日、「バイキング」(フジテレビ系列・平日・11:55)は、当時の安倍晋三首相(66)が午後5時に開く会見をテーマに扱っていた。
すると、フジテレビの平井文夫・上席解説委員(61)が装着している腕時計に、携帯に着信があったことを伝える表示が出た。
そこでMCの坂上忍(53)が「大事なのだったら、今電話出ていただいても」と気を使ったのだが、平井解説委員が「母親からでした」と明かしてオチとなった。
デイリー新潮も8月28日、
「橋下徹VS玉川徹 業界の掟破り、他局番組をネタにする“裏交流”が流行の兆し」
の記事を配信した。
こちらの舞台は「ゴゴスマ―GO GO!Smile!―」(TBS系列/中京テレビ制作・平日・13:55)。8月19日、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)がコメンテーターとして出演したのだ。
メールを紹介
番組で橋下氏は「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系列・平日・8:00)の玉川徹氏(57)を批判。「PCR検査を徹底することで、感染者数が減るかは、はっきり言って分からない」と自説を展開した。
橋下氏は他番組でも、「モーニングショー」と玉川氏を批判していた。そのためか、番組終了間近、携帯に羽鳥慎一アナ(49)からメールが届いたと橋下氏が明かしたのだ。
「フワちゃんのおかげで今や、スタジオにスマホを持ち込んでも、何の違和感もなくなったどころか、ディレクターにとっては演出のアイテムとして使えそうな勢いです。気がつけば、スタジオ入口にあった『携帯禁止』の張り紙も、最近は見なくなった気がしますね」(同)
フワちゃんは7月10日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系列・平日・13:00)に出演。黒柳徹子(87)と自撮り棒で2ショットを撮影するなど、普段のキャラクターを貫いた。
だが、フワちゃんの公式Twitterをチェックすると、休憩中の写真は多くアップされているが、収録中のものは意外に少ない。
Instagramも同様だが、こちらは24時間で投稿が自動的に削除されるストーリーズの機能などをうまく使っているようだ。
実際、フワちゃんは「あちこちオードリー」で、インスタライブのメリットについて《大人がチェックする前に消える》と発言している。
やはり、彼女も色んなことを計算した上で、テレビに出演しているようだ。
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