一世を風靡した女たちの消息 「榎美沙子」「ケバルト・ローザ」「やまのべもとこ」
警察署員を名乗る男から「前妻逮捕」の電話
「ウーマンリブ」という言葉が流行語となったのは、大阪万博が開催された昭和45年。「シラケ世代」が台頭し、「未婚の母」も登場。人々は「モーレツからビューティフルへ」を合言葉に歩行者天国を闊歩し、「昭和元禄」と呼ばれた時代を謳歌していた。そんな時代に現れたのが「翔んでる女」たち。「人類の進歩と調和」を目指して、翔んだり跳ねたり……。
(※「週刊新潮」2001年8月16日号に掲載された記事を編集し、肩書や年齢などは当時のものを使用しています)
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