山口達也逮捕で松岡昌宏が大荒れ 極秘計画が水の泡……

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(株)TOKIOの意味

「松岡は行きつけの店で、酒を飲み、朝方まで荒れていたそうです。単にまたお酒で問題を起こしたことに怒っているわけではありません。今回の逮捕で、再結成の計画が消えてしまったからです。実は、そのために奔走してきたのが、松岡と国分太一(46)の2人だったんです」

 すでに山口はジャニーズ事務所から契約解除になっている。さらに、今年7月には、長瀬智也(41)が来年3月いっぱいでTOKIOを脱退、事務所を退所することも発表されている。長瀬の脱退は、バンド活動ができなくなったことが要因とも報じられた。こんな状況で、再結成などできるのだろうか。

「そのための布石として、株式会社TOKIOが設立されたんです」(同・関係者)

(株)TOKIOの設立は、長瀬の脱退・退所発表と同時に公表された。ジャニーズはその趣旨をこう説明している。

〈株式会社TOKIOにつきましては、城島茂が社長として、国分太一と松岡昌宏は副社長として経営にも携わりながら、ジャニーが命名したTOKIOという看板は今後も背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます。〉

 当然ながら、長瀬、山口の名はこの会社にはない。

「ジャニーズの上層部は、残されたメンバーと協議し、山口を復帰させるために会社を作ることを認めたそうです。まず来年4月に城島(49)、松岡、国分の3人がジャニーズからTOKIOに移籍。その後、山口がTOKIOと契約して合流。その1年後に、長瀬も合流してバンドのTOKIOを再結成するというシナリオでした。この青写真はジャニーズ事務所が描いたものですが、そのために動いたのが松岡と国分だったんです」(同)

 ジャニーズが残ったTOKIOメンバーを、易々と手放すとは思えないが、

「(株)TOKIOは、あくまでもジャニーズの関連会社です。それが証拠に代表取締役は藤島ジュリー景子さんであり、城島が社長といっても代表権はありません。実質の経営はジャニーズ本体なのです」(同)

 わざわざ新会社まで設立したわけとは?

「山口が前回起こした事件は、あまりにイメージが悪い。酔った上に女子高生を自宅に連れ込み、無理矢理キスするなど、ティーンや高校生がファン層に多いジャニーズとしては許しがたい行為です。世間からの目を考えても、ジャニーズと山口の再契約はありえない。そこで関連会社を作り、ジャニーズに戻るわけではないことにしたかったのでしょう」(同)

 ならば、長瀬が辞める必要はないのではないか。

「メンバー4人が残ったままで、山口だけが合流してくるのも見栄えが悪いと考えたのでしょう。長瀬もいったん事務所を離れることで、このままではTOKIOが消滅してしまうというファンの心配を煽り、再結成の声が高まったところで、山口を復帰させ、長瀬も帰ってくるという筋書きでした」(同)

 再結成まで、3人のTOKIOで持ちこたえられるのだろうか。

「たとえ地上波のレギュラーが減ったとしても、地方CMや広告関連での露出やPR活動を収益のメインとして考えていたようです。彼らが“DASH村”の農作業で、汗をかく姿は幅広い層から好感を持たれていましたし、福島県復興のイメージキャラクターも長年勤めてきましたから。だからこそ、ジャニーズ事務所も新会社設立を認めたのです」(同)

 だが、肝心の山口が逮捕されてしまった。

「彼が自ら計画をすべてダメにしてしまった。彼が退所して1年半、残ったメンバーが地道に育ててきた計画だけに……松岡が荒れるのも当然でしょう。本当に残念です」(同)

2020年9月28日掲載

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