「韓国」の建築・建設は、日本の技術ナシには立ち行かないというこれだけの例
韓国の設計技術が束になっても長大の個人技術者の足元にも及ばない
2009年に完成した、仁川空港から仁川市内の松島に至る仁川大橋も長大が設計した。
海上区間12.3キロメートル、総延長21.38キロメートルで、世界で7番目に長く、韓国ではもちろん最長である。
建築は民間投資事業として行われ、英国系多国籍企業のエイメックと仁川広域市、投資家などが共同で設立した仁川大橋株式会社が施工した。
4年4か月に亘った工事には、サムスン三星物産の建設部門、大林産業、大宇建設、GS建設、韓進重工業、ハンファ建設、錦湖建設の7社が参加し、完成時には韓国建設業界の力を世界に示す大々的にアピールしたのだが。
大型橋梁は、風、波、自動車の通行量、地震などさまざまな要素を分析して構造設計を行うが、韓国の設計技術が束になっても長大の個人技術者の足元にも及ばないと土木設計専門家は話した。
仁川大橋は主塔から延びるケーブルが橋を支える構造の斜張橋となっており、そのケーブルは新日本製鉄(現日本製鉄)が製造、フランスのフレシネが設置した。
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