「韓国」の建築・建設は、日本の技術ナシには立ち行かないというこれだけの例
韓国の建設会社はコンクリートと鉄筋を組み上げただけ
2017年にロッテ建設が施工した地上123階、高さ555メートルのロッテワールドタワーは、基礎設計は英アルップ社、基礎の上にコンクリートと鉄骨を組み上げる建物設計は米KPFとレラ社が担った。
風速80メートルの強風に耐えるための風洞設計はカナダのRWDI社、そして合計2万個のガラス壁を取り付ける外壁を日本のリクシルと米CDCが担当している。
日英米加の4か国による合作で、韓国の建設会社はコンクリートと鉄筋を組み上げただけだが、韓国建設業関係者によると、韓国の建設会社が国外で建築する高層ビルも実情は同じという。
韓国の空の玄関口である仁川国際空港と本土とを繋ぐ永宗大橋は、日本の技術で作られた。
仁川空港がある永宗島と本土を繋ぐ4.4キロメートルの橋で、上層は高速道路、下層は鉄道と道路の2層構造になっており、橋の下を1万トン級の船舶が通過できる構造となっている。
2002年の日韓W杯に向けて、サムスン物産を筆頭に韓国大手建設会社がJVを組んで建設した。
世界初の3次元自定式つり橋で強風や地震にも耐えられる構造となっており、韓国の土木建築物として初めて日本の土木学会田中賞を受賞した。
日本の長大が韓国の国家プロジェクトの設計と施工監理を担当し、サムスン物産をはじめとする建設会社は、長大の設計と指示に従って施工した。
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