菅義偉政権で初入閣「坂本哲志」大臣に“不倫・隠し子”疑惑

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 このたび初入閣を果たした坂本哲志内閣府特命担当大臣(69)が担うのは、1億総活躍、地方創生、そして少子化対策である。大臣就任を受け、地元・熊本では“「隠し子」疑惑”が囁かれている。

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 熊本日日新聞の記者だった坂本大臣は、1991年に熊本県議に当選して政界デビュー。2003年の衆院選には無所属で立候補し当選を果たすも、05年の選挙で落選。07年の補選で返り咲き、自民党に入党したという経歴の持ち主だ。

 坂本大臣の“隠し子疑惑”については、以前から怪文書の形で地元に流布されていた。

「実は坂本さんは県議時代、女好きで知られていましてね、議会の視察で旅館に泊まると“ちゃんとコンパニオン呼んでるか”が口癖だったんです」(地元政界関係者)

 隠し子もさもありなん、と週刊新潮がこの疑惑を取材したのは、坂本大臣が衆院1期生だった15年前のこと。浮上したのは、坂本大臣が県議時代に知り合った女性の存在だ。

 この女性から、坂本大臣との交際を相談されていたという知人の証言によると、当時、女性は30歳前後で独身だった。既婚者の坂本大臣とは不倫関係になる。そして翌年、知人は彼女からこんな電話を受ける。

「坂本さんの子を妊娠して入院していると言うのです。私は熊本県庁近くの産婦人科に彼女を見舞ったのですが、直後に坂本さんから電話が来て、“彼女の気分が悪くなるから、もう構わんでくれ”と文句を言われたのを覚えています」(知人)

 ほどなくして彼女は女の子を出産。名付け親は坂本大臣だったが、

「坂本さんには年ごろの娘がいるので認知はできない、と言われてしまった」(同)

 その後、坂本氏は彼女の生活費を支援し続けていたようだが、先の怪文書騒動を受け、女性は姿を隠す。以降は知人も彼女と連絡がとれなくなってしまったという。

 女性の娘は現在、成人になろうかという年頃である。顔立ちは“父親”と瓜二つといって差し支えない。坂本氏の大臣就任を受け、彼女に改めて経緯を尋ねるも、多くは語らなかった。

 一方、坂本大臣はどう答えるか。携帯に電話をかけると、

「この問題については、官邸の方から“文書で答えるように”と言われているので、直接お答えすることはできないんです」

 こんな“答弁拒否”の姿勢を示したうえで、

「当時、怪文書で流されただけであって、天地神明に誓って私とは全く関係のないことです」

 と、疑惑を否定するのだが……。9月24日発売の週刊新潮では醜聞の影が見え隠れする菅新内閣を特集する。

週刊新潮 2020年10月1日号掲載

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