“いつかまたバンドを”を打ち砕いた「元TOKIO山口達也」酒量基準値5倍の「心の闇」

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女子高生への強制わいせつ容疑では逮捕寸前だった

 連休の最終日となった9月22日の朝。天高く晴れ渡った秋空の下、うなだれたように路肩に座り込んでいたのは、元TOKIOメンバーの山口達也であった。この後、酒気帯び運転の現行犯で逮捕。TOKIOの面々は山口の復帰を願って、「いつかまたバンドをやりたい」と話していたのだが……。

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 警視庁担当記者によると、

「この日の朝9時半頃、山口の運転する愛車の大型バイク・ハーレーダビッドソンが信号で停止しようとした際に乗用車に追突しました」

「怪我人こそ出ませんでしたが、山口の呼気から、基準値の5倍ものアルコールが出てしまった。そのまま酒気帯び運転の現行犯で逮捕されたのです」

 現場は、東京都・練馬区の片側一車線の路上だ。

 目撃者曰く、

「この道路はまっすぐ行けば幹線道路に合流できる抜け道。交通量も多く、事故は珍しくありません」

「バイクの男性は、黒のライダーズジャケットを着て、事故の後もフルフェイスのヘルメットをかぶったまま呆けたように路肩に座り込んでいた」

「むしろ、追突された男性の方が彼を心配そうに見ていたのが印象的でした」

 山口と言えば、2018年4月に自宅で泥酔し、女子高生に無理やりキスをした強制わいせつ容疑で書類送検。ジャニーズ事務所を退所に追い込まれた過去がある。

 この件を駆け足で振り返っておくと、事件は、被害届を受理した警視庁捜査1課マターとなっていた。

 最初に刑事が山口の携帯に電話して聴取が行われたものの、「酒に酔って覚えていない。無理やりキスはしていない」と否認。

 2度目の聴取ではポリグラフ(ウソ発見器)にかけられ、さらに女子高生の頬から検出されたDNAが山口のものと一致するという事実を突きつけられても否認。

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