「松坂慶子」をしのぐ美貌で「朝鮮総連大幹部」に愛された美人詐欺師とロールスロイス

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金日成国家主席ともパイプがあった総連の裏金庫番から3600億円を引き出す

 テレビドラマ『細うで繁盛記』は、こんなナレーションで始まる。銭の花の色は清らかに白い。だが蕾(つぼみ)は血がにじんだように赤く、その香りは汗のにおいがする――。岩合(いわごう)直美(69)が、日本一の美人詐欺師として目覚め、銭の花を咲かせたのは、朝鮮総連大幹部に愛された、その時からだった。(以下は「週刊新潮」2015年8月6日号掲載記事を再編集したものです)

 岩合は1950年12月、高知県に生まれた。地元の私立高校を卒業後、姉が大阪の高島屋で働いていたのを頼って同じデパートに入り込んだ。...

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