ポルト「中島翔哉」がチームから干された? 優勝セレモニーに姿はなく…

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 世界一有名なサッカー選手、リオネル・メッシ(33)が、所属するFCバルセロナを出る出ないで揉めた騒動。結局、違約金7億ユーロが払えないということで、メッシは渋々残留することとなった。

 実は、日本の「10番」中島翔哉(26)もまた所属先のポルトガル1部ポルトとギクシャクしているのだ。ちなみに、中島はポルトでも「10」を背負っている。

「原因は新型コロナです」

 とサッカーライターが語る。

「まず、感染を恐れてコックやお手伝いさんが日本に帰国してしまった。さらに、呼吸器疾患を抱えているという奥さんの体調が悪化。翔哉が一人で妻と幼い子供の面倒を看なければならず、練習を長期間休むことに。これが、チームメイトや監督の顰蹙を買うことになってしまったんです」

 少し気の毒な気もするが、

「お手伝いさんは新たに雇えばいいし、奥さんが病気といっても入院しているふうでもない。要は“コロナが怖いだけだろ”と。感染リスクは誰でも一緒。チームメイトには中島の言動はただの我儘に見えた」

 チームは、再開されたリーグを中島抜きで戦い優勝。だが、優勝セレモニーに中島の姿はなかった。

 両者の溝が深まるばかりに思えた8月31日、中島は3カ月半ぶりに練習に復帰した。ただ、これにて一件落着とはいかないようだ。

「契約上の問題で揉めていたメッシには、チームメイトも同情的。なので来季もメッシは起用され、チームは彼中心にまとまるでしょう。でも、チームメイトの反感を買った中島の前途は多難です。試合には出させてもらえないのでは」

 同じ10番、同じ“元サヤ”でも大きな違い。

週刊新潮 2020年9月17日号掲載

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