「アベガー」の醜態は続く… 石垣のりこ議員、白井聡氏の炎上騒動(KAZUYA)
7年半続いた安倍政権が、安倍総理の持病である潰瘍性大腸炎が悪化したことにより、唐突に幕を閉じます。
安倍政権より前の日本は、毎年総理大臣が代わるのが一種風物詩になっていましたが、国政選挙では連戦連勝で長期の安定政権を築いたのは単純にすごい。外国との関わりにおいても継続性を持ち存在感を示すことができたのも良かった。まずはお疲れ様でしたと言いたい。
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しかし、2度の消費増税でせっかくのアベノミクスの腰を折ったり、コロナ対応におけるゴタゴタなど、評価できないポイントもあります。拉致問題解決や憲法改正も実現できませんでした。憲法改正の発議に必要な国会議員の数は集まっていたのに、具体的に動かなかったのは残念でなりません。次期政権では安倍政権時代を分析しつつ、改善を施してもらいたいものです。
それにしても長い政権でした。批判される点はありつつも、総合して考えると概ね肯定的に捉えた人が多かったでしょう。一方で強烈に反発する人も一定数いて、極端な人は「アベガー」と呼ばれるように、何でも「安倍が悪い」という方向に持っていく滑稽な姿がありました(それがある意味エンターテインメントなんですけどね)。
反安倍界隈では、辞任を巡って炎上騒動に発展しています。
立憲民主党の石垣のりこ参院議員はTwitterで安倍氏のことを「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と書き込み、大炎上しました。この方は根拠なく他人を「レイシスト」呼ばわりするので、またやったなと思いましたが、流石に党の幹部から怒られたようで、後日配慮が足りなかったと詫びています。しかし該当ツイートは削除もしていませんし、全く反省はしていないでしょう。多分そのうちまたやらかします。
ちなみに立憲の枝野代表は、禁止されている議員会館での喫煙(違法)が発覚し、まさに危機管理能力がないことを露呈してしまいました。安倍政権の終焉で野党はアピールすべきタイミングなのに、安定のズッコケです。不甲斐ない野党の存在が安倍政権を支えていた面もあります。日本政治をより活性化させるために野党の健全化も課題でしょう。
露骨な反安倍だった京都精華大学講師の白井聡氏は、安倍夫妻と親交のあるシンガー・ソングライターの松任谷由実さんがラジオで安倍総理に言及したことについて、Facebookに「醜態をさらすより、早く死んだほうがいい」と書き込み炎上しました。
「安倍憎けりゃユーミンまで憎い」という感じで、反安倍を拗(こじ)らせると政権そのものだけでなく、肯定的に捉える一般国民まで敵として人格攻撃する姿勢を見せてしまっています。一体どちらが醜態を晒しているのか……。
白井氏は後に謝罪するのですが、このような講師が学生の教育上よろしくないのは明白ではないでしょうか。
ここまで拗らせてしまうと政治がどうこうの前に、人としてどうなのかという問題でしょう。いくら知識があっても人間性で全て台無しです。