フィリピンパブは新型コロナ危険地帯 感染者が“笑い話にならない実態”を証言

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 新型コロナに感染し、病院をたらい回しにされた挙げ句、ひと月の入院を経て、8月末にようやく退院した54歳の男性Aさんが言う。「年寄りではないからと言って、コロナをナメちゃいけない。もう自由な生活はできないと諦めたほど、苦しかった」。そして、「あんな思いをするくらいなら、フィリピンパブには二度と行かない」と……。

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 Aさんに体調の変化が現れたのは7月末のことだった。

Aさん:朝起きたら、風邪っぽいので、熱を計ると39度ほどありました。...

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