「文政権」のアキレス腱…不都合な「機密文書」公開を拒む左翼政権の皮肉
30年前の「訪北事件」首謀者は「文大統領」の側近中の側近に
韓国の外交部では1994年以降、国民の知る権利のために記録されてから30年が経過した機密文書を公開している。去る3月31日には、1989年度当時の外交機密文書などが公開された。しかし、1989年7月に世界を揺るがしたイム・スギョン訪北事件に関連する機密文書は公開対象に含まれておらず、注目を集めている。政府が開示をしないのは、事件の首謀者たちが現在、文政権の要職についており、文書公開が今後の選挙戦を左右するからではないかという見方があるためだ。ついに韓国内の弁護士団体から情報公開を求める訴訟が起こされ、来る9月18日はその第一回口頭弁論の期日となっている。...