「安倍総理」退任で日本経済の行方は 株価は暴落、悪性インフレのリスクも

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“安倍辞任”による混乱は永田町だけでなく、“兜町”も巻き込んだ。8月28日の取引時間中に一報が飛び込むや、東京株式市場では売り注文が殺到。日経平均株価は一時、600円超の急落に見舞われている。

 経済最優先を掲げ、安倍政権が推し進めた“アベノミクス”。その終焉が日本経済に与える打撃は大きい。

 第一生命経済研究所の永濱利廣首席エコノミストによれば、

「市場関係者の一部からは日銀への影響を懸念する声が上がっています。アベノミクスは安倍総理と黒田東彦(はるひこ)日銀総裁が二人三脚で進めてきた政策。...

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