反日に逃げこんだ「文政権」の悲哀…歴代最強「安倍政権」に歯が立たず
日韓関係が過去最悪となっている原因が安倍政権にあると勘違い
また、日本政府が韓国をホワイト国リストに追加した2004年、麻生太郎は総務相として、安倍晋三は与党幹事長として政策に関わっていた。
他方、文在寅大統領は2002年12月から1年間、盧武鉉政権の青瓦台(大統領府)の民情首席を務め、12年から4年間国会議員を経験しただけで、政策に関与した経験は皆無に等しい。
韓国もワッセナー・アレンジメントの加盟国だが、文在寅大統領はもとより、政権の誰一人として関与していない。
輸出管理の導入を目の当たりにした日本の首相や副総理と文書でしか知ることができない文政権の差は歴然で、そもそも政治経験が希薄な文政権が経験豊富な安倍晋三政権にかなうはずがない。
安倍首相が辞意を表明した8月28日、日韓関係が過去最悪となっている原因が安倍政権にあると勘違いしている韓国の政府やメディアは、日韓関係の改善に繋がると期待した。
しかし、後継が安倍政権を踏襲する可能性が大きくなり、変化はないという観測が広がった。
議院内閣制を採用する日本は、国政選挙を経ずに就任する首相の政策変更は基本的に許されない。
総選挙まで安倍政権を踏襲するのは基本だが、そもそも日韓の関係悪化を招いたのは文在寅政権であり、文在寅が変わらないうちは、日韓関係は変化しないだろう。(文中敬称略)
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