60年ぶりに高卒者の就職ルールが改定へ これまで応募は1社のみ 多すぎた問題点
年間約40万人の大卒就職者の陰に隠れがちな同約17万人の高卒就職者。その高卒者の就活の仕組みが、約60年ぶりに大きく変わろうとしている。現状と見直される点をリポートする。
「100社にエントリーしました」。そんな話を新聞とテレビはよく報じる。就活中の大学生の声だ。「3社から内定をもらった」といった声も取り上げる。
半面、まず見聞きしないのが、高校卒業予定者の就活。現状はどうなっているのだろう?
まず、一部の地域(秋田県、沖縄県)の生徒を除き、応募は1社しか出来ない。...