米倉、剛力、岡田結実、堀田茜…なぜみんな「オスカー」から逃げ出すのか?

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「パワハラ退社」などについて、当事者とされる人物が答える

 しかし、堀専務はそうは考えず、「仕事ができる人間は接待なんてしなくても仕事を取ってこられる」というスタンスなのだという。

 芸能関係者によると、

「自分の意に沿わないと、古賀さんに対しても“会食の経費が高すぎる”“あなたは経営者としての感覚がおかしい”と言い放ち、会長室で騒ぎになることもしばしばあるそうです」

「古賀さんは娘可愛さから娘婿に言い返せず、社員へのパワハラにも口出しできないようですが……。結局、社員は娘婿が古賀さんの後継に収まることを悲観して会社を去り、それに呼応する格好で担当のタレントも離脱しているのです」

 米倉が3月に会社を辞めた理由もまさにここにある。愛する古賀会長が作ったオスカーがその姿を変えていく様を黙って見ているのは耐えられなかったわけだ。

 実際に堀専務にも聞いてみた。「パワハラ退社」については、こう答える。

「デジタル・企画制作部門の担当役員だった際に、私の部署に来た社員の多くは、他の部署の上長らが手を焼いていた方でした。彼らの勤務態度を注意したことはあります」

「それが気に食わなかったのか、“前の部署が良い”と語る者もいました。前の部署の取締役と相談したりもしましたが、その取締役も“要らない”と。結果、辞表を出してくる方が出たということです」

「芸能事務所といえども、クライアントに対してタレントのイベント出演料や制作代を請求する必要があります。それを口約束で済ますのではなく、“メールで文面を残して欲しい”と私は指摘したこともありましたが、その方は退社を選ばれました」

 それから宣伝部を担当する取締役となったが、僅か3カ月で交代となる。

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