韓国政府が声をからして叫ぶ「日本不買」、その不都合な真実
不買の結果、関連の会社で働いていた韓国人が影響を受けて職を失った
日本製ビールは2ヵ月足らずで売上げが90%以上減少し、一部のコンビニは当初から、「NO JAPANステッカー」を掲示して、日本製ビールを販売しないという通知をインターネットに記した。
ユニクロは例年に比べて30%以上売上げが減り、大型売場が閉店し、日本車の販売も急減した。
そこで働いていた多くの韓国人が影響を受けて職を失った。
一方、カメラや映像機器、バイクに加え、任天堂のコンソールゲーム機「スイッチ」は、今年上半期の販売台数が前年と比べて30%以上も伸びた。
スイッチの人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」は、若い世代で「知らなければもぐり」だと呼ばれるほど、人気が高まった。
韓国で反日やNO JAPANは金になるキーワードだ。
韓国社会は日本に対して説明できない反感を抱いている。
「反日」は大韓民国政府が樹立して以来、ずっと使われてきたキーワードの一つだ。そして韓国で「反日」を語る人は、どこか意識の高い人という認識がある。
もちろん「反日」であれ「親日」であれ、個人の信条であり、何を言っても構わないが、問題なのは集団意識として広がり、多様性を認めない社会になっている点だ。
ある芸能人は久しぶりに韓国を離れて日本で過ごした休暇の写真をSNSに掲載して、厳しい批判に晒されたが、このような現象は珍しくはない。
積極的な「反日」行動を取って社会的な人気を得る例もある。韓国の有名バレーボール選手に金軟景(キム・ヨンギョン)がいる。
「食パンお姉さん」の愛称で親しまれている金軟景は、2017年の光復節(8月15日)にフィリピンで開催されたアジア女子バレーボール選手権で「大韓独立万歳」というステッカーを靴に貼り付けて登場し、話題を呼んだ。
金軟景が履いている靴はミズノで、靴下はアシックス、そしてその姿を撮影したカメラはニコンだった。
次ページ:撤退の決まった日産車を「より安く購入する方法」という書き込みが
[2/3ページ]