文大統領のラブコールを中国・北朝鮮はスルー…日米とも距離があり孤立の道へ
韓国はトップが変われば約束が反故になる世界でも稀有な国
韓国国防相が、8月29日にグアムで行われた日米韓3か国の国防相会談を欠席したのは既に報じられた通りだ。これは文在寅大統領が中国の顔色を窺って指示したものだというのが通説になっている。韓国はトップが変われば約束が反故になる世界でも稀有な国で、そのことは中国や北朝鮮も熟知している。失政が続く中、任期を折り返した文大統領は日米中どころか北朝鮮からも相手にされない孤立への道を歩みつつある。
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いささか旧聞に属するが、今年の5月、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は米国のマーク・エスパー米国防長官に米韓国防相会談を提案している。...