「樹木希林さん」書斎に遺された「100冊の蔵書」リスト 死生観に影響を与えた宗教書も

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「本は100冊と決めているの」

 大の読書家として知られた樹木希林さん。しかし、希林さんはものを持たない、買わない生活をしていたため、所有する本を100冊に決めていたという。

 2018年9月に希林さんが亡くなったとき、作家で元「Hanako」編集長の椎根 和氏は、「蔵書が100冊というのは本当なのか」「どんな読書が希林さんの人格を作り上げたのか」に興味を持ったのだそうだ。

 そこで親交のあった娘の也哉子氏にアプローチ。実際に希林さんの書斎に入ると、そこにはちょうど100冊の本と自筆の雑記帳が遺されていていた。...

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