佐々木希、「anan」超ロングインタビューから「女優復帰」を事務所は売り込み

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「主演でなくてもいいので、とにかく良い作品に…」

 9月2日発売の「anan」で表紙に登場した佐々木希(32)。子育てで仕事はほぼセーブ状態だったからこういった女性誌には久々の登場で、ファッション撮影と超ロングインタビューを合わせ、冒頭12ページで様々な顔をのぞかせている。夫・渡部建(47)の不倫騒動についても言及するなど、女優復帰宣言そのもので、実際、所属事務所は各方面にそのアプローチを展開しているようで……。

「売り込みはもちろん来ていますよ。女優としてね。不倫が絡まないドラマで、主演でなくてもいいので、とにかく良い作品に出させてもらえないかって」

 と話すのは、ある民放関係者。

「これまで売れっ子として稼いできた渡部さんがメディアに出られない今、代わって仕事をしますということだと思います」

 佐々木が所属するトップコートは、木村佳乃、杏、松坂桃李、菅田将暉らを擁する大手芸能事務所である。

「不倫で傷ついたダメージを癒す仕事を重ねる中で、ドラマや映画も入ってくるでしょう。そのファーストステップとして『anan』が選ばれたんだと思います」

 語ること自体、ようやくできたカサブタを剥がすような行いにも映るが、女優業とは因果なものなのだろう。「anan」のインタビューは、こんな描写で始まる。

《7月の終わり、梅雨の合間のとある一日。朝9時に都内のスタジオに現れた佐々木希さん。透明感のある白い肌にふんわりと柔らかい髪、伸びやかな長い手脚が醸し出す存在感と美しさに圧倒された》

 佐々木の第一声はこうだ。

この春、佐々木さんに落ち込む出来事が起きた時も…

《テレビの収録は何度かしていましたが、雑誌の撮影は本当に久しぶり。だから密かに、結構気合を入れて体を整えてきました(笑)》

《それにしても、やっぱり現場って楽しい。スタッフや編集の方、スタイリストさん、ヘアメイクさん、そしてカメラマンさんなど、みなさんの強い思いが溢れているのを感じるから、それを受けて私も、しっかり今の自分を表現しなきゃと、気合が入りますね》

「今の自分」は、キャミソールなどを身に付けた肌の露出が多いショットとフェンディの赤いロングドレスと深緑をバックにしたショットとで表現されているようだ。

 インタビューはコロナ禍での不安な日々について語られた後、《この春、佐々木さんに落ち込む出来事が起きた時も》となって、夫の不倫に触れることになる。

《とにかく朝がつらかった。余計なことを考えてしまって、どんどん気持ちが塞いでいった。そんなとき、支えてくれたのは彼女でした》

 彼女とは、佐々木と同じ歳のマネージャー。22歳から最近まで二人三脚で歩んできたのだという。

《朝泣きながら“つらい、どうしたらいい、起きられないよ”って電話で思いを吐露したし、夜中にも、何度も何度も話を聞いてもらった。そのたびに彼女が、“ゆっくりでいいよ”“大丈夫、私は味方だよ”って言ってくれたことが、どれほどありがたかったか…》

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