なぜ「クラシック音楽」は「番号」で呼ばれる作品が多いのか 数字にまつわる数奇な物語
有名作曲家を死に至らしめた「第九の呪い」
今日、9月4日は「クラシックの日」……と言っても、多くの人は知らないだろうが、「ク(9)ラシ(4)ック」という数字のもじりから、日本音楽マネージャー協会が1990年に制定したそうだ。
そこで本日は、「数字/番号」という切り口から、クラシック音楽にまつわる逸話を紹介したい。自他ともに認める「番号マニア」の佐藤健太郎さんは、新刊『番号は謎』において、クラシック音楽についている「作品番号」に注目している。
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