「次期首相の菅氏、“安重根は犯罪者”と発言」を韓国メディアが蒸し返し
「日本経済の敗北」VS「韓国経済は崩壊の危機」
「コロナ対策、経済活動の落ち込み、庶民の生活の維持など、それでなくとも課題は山積みですよね」
「しかも、対韓輸出管理厳格化措置による日韓経済への影響には、韓国では『日本経済の敗北』と、日本では『韓国経済は崩壊の危機』などといった報道が盛んですよね」
これではどちらにしても、相手の国に価値を見出せるような状況ではない、というわけだ。
とりわけ現在の韓国では、日本の経済力は以前ほどの大きな影響力はなくなっている。
また、韓国人の嗜好も多様化し、中国、東南アジア、南米など、様々な国への関心が高まっている。それは単に観光産業や外国語習得の選択肢の問題だけでなく、産業分野での関係でもそうである。
さらに、日本政府にしてみれば最重要国であるアメリカで、これから大統領選挙が佳境に入る。
そうすると、新政権は外交において、少なくとも年内はアメリカとの関係に集中せざるを得ない。
一方で、徴用工訴訟で差し押さえられた日本製鉄の資産の現金化が年内に完了するとも報じられており、日韓関係は間違いなく予断を許さない。
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