巨人、育成4年目「松原聖弥」はパーラのポジションを奪えるか【柴田勲のセブンアイズ】
巨人が8月25日からのヤクルト(神宮)、中日(東京ドーム)6連戦を5勝1敗と大きく勝ち越した。2位・DeNAとは5・5ゲーム差(31日現在)となった。前回、今コラムで、「巨人、いまが我慢の時」と記したが、独走態勢への糸口をつかんだのではないか。
菅野智之、戸郷翔征に続く先発「第三の男」の出現が待たれたが、29日の中日戦に先発した今村信貴が7回を1失点の好投で今季2勝目を挙げた。自らタイムリーを放って、これが大量点の呼び水となった。
8月に菅野、戸郷以外で先発投手が勝ったのは1日の田口麗斗以来だというから、まさに「第三の男」の出現が待たれていたわけだ。...