「この人たち、超人だな」 訪問入浴サービスの手際に感嘆した日──在宅で妻を介護するということ(第7回)
世界的に見れば、浴槽に体を沈めるタイプでの入浴はさほどポピュラーではないのかもしれない。そもそもそういう習慣があまりない国もあれば、環境的に困難なところも多い。
しかし、日本に生まれ育った多くの人にとって、入浴ができないことはとても辛いことだ。介護される側の生活の質を考えた場合にも、入浴は大きな要素となりうるが、一方でその手間は大変だというのは想像に難くない。
実際に妻を自宅で介護しているライター、平尾俊郎氏は、訪問入浴サービスに関わる「プロ」たちの手際に感動を覚えたという。...