謝罪・賠償を求める「韓国」…セクハラ外交官の件では頭を下げない矛盾

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トップが変わると前任者が交わした約束事を引き継がない風習

 韓国にはトップが変わると前任者が交わした約束事を引き継がない風習がある。

 歴代首相が述べた謝罪は政権が変わるとなかったことになる。

 むしろ、前任に謝罪したのだから自分にも謝罪をせよとさえ要求する。いつまで経っても終わることはない。

 電話会談でニュージーランド首相は韓国の新型コロナ対策から多くを学んだと話している。

 今年5月、文在寅大統領が新型コロナを克服したと述べた直後にソウル梨泰院のクラブで集団感染が発生し、新型コロナ対策を自慢した直後からサラン第一教会がクラスターとなって感染が拡大した。

 反省せず、過去を顧みないどころか現状すら把握できない文政権。日米中では常識だが、ニュージーランドは知らなかったかもしれない。

 多くを学んだことだろう。

佐々木和義
広告プランナー兼ライター。商業写真・映像制作会社を経て広告会社に転職し、プランナー兼コピーライターとなる。韓国に進出する食品会社の立上げを請け負い、2009年に渡韓。日本企業のアイデンティティや日本文化を正しく伝える必要性を感じ、2012年、日系専門広告制作会社を設立し、現在に至る。日系企業の韓国ビジネスをサポートする傍ら日本人の視点でソウル市に改善提案を行っている。韓国ソウル市在住。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年9月1日掲載

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