さっぱり元気がなくなった「あさイチ」 “意外な敵”も出現し「エール」再開後も苦戦か
コロナ禍で6月末から朝ドラ「エール」(NHK)の本放送が休止されているが、この間、後番組の「あさイチ」が絶不調という。それまで12%ほどだった視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)は、7%前後に。なにせ“朝ドラ受け”が番組の名物だっただけに、やむを得まい。だが、理由はそれだけではないようで……。
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民放プロデューサーが語る。
「朝ドラ『エール』は強かった。5月に入ると、3月に亡くなった志村けんさんが登場し、視聴率は20%超を堅持した。19日には番組最高の22・1%を記録するなど、絶好調で、後を受ける『あさイチ』も12~13%と安定していました」
ところが、
「朝ドラ放送休止前の最後の放送(6月26日)の後、『あさイチ』は13・3%を記録していました。しかし、6月29日から『エール』が再放送になると、視聴率は徐々に落ちていきました。同時に『あさイチ』の数字も落ちていったんです」
半分に急降下
現在、「エール」の視聴率は13~14%程度。一方、『あさイチ』はといえば、
「8月24日(月)は6・6%、25日(火)は7・3%、26日(水)は7・0%、27日(木)は8・0%です。8月6日には番組史上最低の5・9%と、コロナ前の半分になってしまいました」
やはり、朝ドラあっての「あさイチ」だったということか。
「まず考えられるのはそこでしょう。『エール』が再放送となって、20%超の視聴率は13%程度となり、そこから流入してくる視聴者は減りましたから。ただし、『エール』の再放送直後は、まだ視聴習慣が残っていました。6月29日の『あさイチ』は9・0%、30日は10・3%も取れていたのです」(同)
ひょっとして、デイリー新潮が報じた近江友里恵アナの結婚報道も視聴率低下の原因か?
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