東芝の3位株主に「ハーバード大」の理由

ビジネス

  • ブックマーク

 有価証券報告書を読んでも、その名前はどこにも載っていない。東芝の株主総会(7月31日)で車谷暢昭社長に「NO」を突き付けたエフィッシモ・キャピタルのような活発な株主がいる一方で、この投資家は、じっと経営陣を見守っているかのようだ。アメリカの名門・ハーバード大学である。

 東芝の関係者が言う。

「当社の株はゴールドマン・サックスなどの名義を使って保有されているため、本当の株主は分かりにくいのですが、大株主の第3位に『ハーバード・マネジメント・カンパニー』という会社が登場します。...

記事全文を読む

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。