渡部建にこじるりにZeebra…相次ぐ略奪愛騒動を止められるのはあのタレント!?
Zeebraに石田純一…頑張る娘の足をひっぱる父親たちの主役感覚
見出しの韻の踏み方がまだまだだと怒られるだろうか。「覚悟決めんのはお前だKJ」と、かつて降谷建志をディスっていたZeebra、まさに自分が正念場である。葉山で美女との旅行やキスが週刊誌によって暴露され、「公開処刑」の憂き目にあっている。マズイことに娘のリマが、話題のNiziUメンバーとして大ブレイク中。すぐに謝罪文を出したものの、娘の顔に泥を塗るなと批判を浴びているようだ。さらに妻である元CanCamモデル・中林美和が、Zeebraのモラハラを思わせるようなツイートをしていたことも蒸し返された。祖父(戸籍上は養父)であるホテルニュージャパンの横井英樹の名前も出され、代々の乱倫ぶりもワイドショーで取り沙汰される始末。外車を乗り回しミスコン美女を愛人にし、挙句の果てに撃たれるわ服役するわ、おじいちゃんの方がよほどギャングスタ感がある。
時を同じくして、再びコロナ禍での飲み歩きが批判を浴びている石田純一。彼もまた、懲りない父親である。現妻・東尾理子との間には3人の子どもがいるが、前妻・松原千明との間にもすみれがいた。彼女もまた、石田純一の「不倫は文化」によって受験に失敗、その後も「文化の子」などといじめにあうなど苦労させられたクチである。
リマもすみれも美人で歌がうまい。そしてめちゃくちゃ謙虚である。2世タレントといっても安易に調子に乗らない姿勢は、父親のやんちゃぶりが落とした影も大きいだろうと思わせる。実に不憫なものだ。
それだけできた娘がいるというのに、Zeebraも石田純一も、なぜ娘や妻に迷惑をかけ続けるのか。高身長で高収入でモテるから。それもあるだろう。しかし最も大きいのは、育ちが良いお坊ちゃんゆえ、という恵まれたバックグラウンドが大きい気がする。生まれたときから主役体質。優先するのは周りよりも自分である。ちなみに石田純一は、週刊誌に撮られた回数が芸能界一多いらしい。次に撮られたらもう離婚とも報じられているが、学習しないタイプということか、撮られても我が道を行きたい頑固なタイプのどちらかである。どちらにせよ、家族にとっては頭の痛いタイプであることは確かだ。
Zeebraの妻・中林美和の著作と、石田純一の元妻・松原千明の本を読み比べたが、驚くほど共通点が多い。いわく、「スマートでジェントルメン(中林)」「優しくて誠実(松原)」といった第一印象。しかし、2人とも家庭は顧みず、娘の行事や記念日などもないがしろにされていたという。そして増えていく、聞きたくもない噂。耐えきれず娘を連れだした家出。切ないのは2人の女性とも、「アーティストの妻だから」「役者の女房だから」と、ギリギリまで夫を立て続けたことである。逆に言えば、そういう従順な「できた妻」によって、彼らは生来の主役体質を増長させてきたのではないだろうか。
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