渡部建にこじるりにZeebra…相次ぐ略奪愛騒動を止められるのはあのタレント!?
男女の友情は成立するのかどうか。古から議論が交わされてきたこの問題、音楽やスポーツのレジェンドたちは「する派」だったようだ。「悪そうなやつは大体友達」と歌ったJ-HIP HOP界の雄・Zeebraはリゾートお泊まりと濃厚キスを報じられ、有名ハンドボール選手・宮崎大輔氏は同棲をキャッチされている。問題は両者とも既婚者であること。しかし両者とも「お相手は友人」「一緒に住んでいるがつきあっている関係ではない」という釈明をした。さすが各界の功労者は、男女の隔てなく濃密な人間関係を築くのが上手なようである。
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ただ2人とも、どうせなら先にベッキーとお友達になっておくべきではなかったか。彼女の不倫が大炎上したのは、「友達で押し通す予定!笑」というLINEが流出したことも大きい。あの騒動は4年前だというのに、いまだに略奪愛報道では蒸し返される始末だ。人の噂も七十五日と言うのに、千日経っても言われ続ける苦しみ。それだけ「友達」との火遊びの代償は大きいことを、彼らもベッキーから教わっていればよかったのにと思わずにはいられない。
明らかに不倫なのに「友達」と言い切った例は、ベッキー以外にもある。ラブホテルに入るのを撮られた高橋由美子や、山本モナもそうだ。かつて今井絵理子議員からは「一線は越えていない」発言があったが、上品ぶっているが下世話な想像をさせてたいそう面白かった。また好感度が高かった旬のタレントなのに不倫をした女性という点では、矢口真里もあてはまる。しかし略奪愛報道で常に名前を出されるのは、ベッキーなのだ。そう考えると、ある意味すごい芸能人ではないだろうか。今や結婚し子どももいる身にとっては、自業自得とはいえ、本当にやめてほしい風潮に違いない。しかし、だからこそ、芸能界の不倫騒動を心底なくしたいと考えているのは、ベッキーなのではないだろうか。
ベッキーはもはや新しい不倫の「単位」? キャラ変えができないデメリットは略奪愛の抑止力になるか
東出昌大や渡部建など、優等生キャラが不倫をすれば「ベッキーの時も…」。それはまあわかる。しかし木下優樹菜や小島瑠璃子のような、事実がはっきりしない時でさえ「ベッキーの時は…」である。ちなみにこじるりは略奪愛ではないと関係者が明言しているが、お相手に別のタレントとの不倫疑惑が持ち上がった。それゆえ再びベッキーに飛び火している状況だ。ベッキーという単語はもはや略奪愛の新しい単位にも思える。こじるりは1ベッキー、Zeebraは30ベッキー、みたいな。
不倫相手だった川谷絵音は、ばんばんバラエティ番組にも出ている。一方、ベッキーはほとんど出演番組がなく、名前だけが独り歩きしている状態だ。彼女自身は早く路線変更をしたかったのだろう、2019年の結婚後すぐに子どもを授かっている。ママタレとしてすぐに復帰できずとも、いつかはと考えていたのではないか。しかし相次ぐ芸能界の不倫ラッシュで、なかなかイメージが払拭できない状態だ。
悪名は無名に勝る。そういう点では、ベッキーは強さを証明し続けている。しかし、ネガティブなポジションをキープしていても、タレントとしての生活は回らない。結婚相手がアスリートというのもネックだ。夫である片岡治大氏は巨人の2軍コーチだが、病気やケガなどの体力的な問題が出てきた場合、ベッキーが家計を支えなくてはならない。
そう思うと、キャラ変更を急がなくてはならないだろう。まずは続々出てくるタレントたちの、不倫の早期解決が必要だ。明るみに出る前の、火種のつぶし方について。明るみに出た場合の、炎上しない謝罪について。自分の失敗をもとに、知識が求められる時が来たのではないだろうか。過去の騒ぎを逆手にとって、不倫コメンテーターとして活動する金子恵美元議員夫婦らもいるほどだ。
持つべきものは友より仕事。ベッキーは日ごと、そうかみしめていることだろう。第2形態の彼女が登場する日も、そろそろ近いのではないだろうか。
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