「松岡修造」を一流にした”麻雀漬け”の日々 現在はジュニアの育成に注力(小林信也)
松岡修造を語る時、1995年全英オープン(ウィンブルドン)ベスト8進出が必ず挙げられる。だが、
「選手として最高の瞬間は、ウィンブルドンのベスト8ではないんです。その翌年の全英オープン2回戦です。優勝経験のあるシュティヒ(ドイツ)とセンターコートで対戦した試合です」
52歳になった松岡が夢見るような眼差しで言った。
「ウィンブルドンのセンターコートがずっと僕の夢でした。全英に出ると毎朝センターコートに行って、いつかここに立てますようにとお願いしていました」
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